ワンソングプロジェクト
人にはその人の一曲がある
医療現場の一人一人にその一曲、ワンソングを届けたい
心のケアプログラム・ワンソングプロジェクトの推進事業
・病院、ホスピス、介護施設等でのリスニング&演奏セッション
・ワンソングパートナーの養成・検定制度
人にはその人の一曲がある
医療現場の一人一人にその一曲、ワンソングを届けたい
心のケアプログラム・ワンソングプロジェクトの推進事業
・病院、ホスピス、介護施設等でのリスニング&演奏セッション
・ワンソングパートナーの養成・検定制度
主軸は医療現場の一人一人へ、望まれた音楽を提供する心の支援事業です。
自分の人生において大切なあの一曲を今聴きたい、といった願いを叶えるために、音楽を届けに行くプロジェクト。
発信は当団体の拠点、東日本大震災復興県/宮城県北部から。
長期的構想としては、震災復興区域の枠を超えて全国に拡げ、やがては世界に向けて「ワンソングプロジェクト」を発信したいと考えています。
音楽の力を信じ、音楽でかけがえのない時間を作ることに貢献する事業です。
ワンソングパートナーの養成・検定制度
ワンソングパートナーの養成・検定制度
心のケアの専門的知識、音楽演奏技能、高品質のリスニング環境をパッケージにし、医療施設内の患者さまに向けて心のサポートするワンソングパートナー育成事業を推進していきます。
心のケアの専門的知識を持った音楽セラピスト〜ワンソングパートナー育成検定制度を設けます。演奏家であると同時にカウンセラーとして心のケアを支えるスキルも同時に持てるよう検定教材に盛り込んでいきます。患者一人一人の「心の不安」をできるだけ取り除くことができるよう、音楽、心理学などの座学、実施訓練によってワンソングパー トナーを育成し、プロコース、アマチュアコースとともにカテゴ リー別に分け、資格を設けます。検定に合格した人材には国内の医療機関、介護施設という現場を中心に音楽を用いた心のケアプログラムを実施してもらいます。
けっして押し付けではない、患者一人一人が本当に望む音楽を提供することで、命の尊厳に真摯に寄り添う形での音楽と心のケアをつなぐ取り組みを新機軸として確立させたいと考えます。
将来的には、音を楽しむ知識も余裕すらもない海外の発展途上国にまで活動範囲を拡げて、現地の子どもたちに音楽を教え、弱者に対して音楽を奏でる心の支援プ ログラムを発信して行きます。
対象及びロードマップ
対象及びロードマップ
ホスピス、医療施設、介護施設、養護施設の全年齢層にむけて、訓練をパスしたワンソングパートナーを派遣します。
STEP1 東日本大震災 復興県エリアにてターミナルケア、ホスピスで試験的に実施開始。
STEP2 東北エリアに限定せず、賛同いただく医療現場・ホスピス・介護医療の施設と共同で試験的な事業を開始。
STEP3 日本国内で本活動に切り替え。制度の実施にステップアップ。
* STEP1、2の実績と経験を新たな実施エリアに当てはまる内容に組み替えて、現時点での医療の場面に今必要とされる”押し付けではない音楽による心の支援”のジャンルを確立します。
・宮城県内の臨床心理士と共同でトレーニング、教材を立ち上げます。比較的簡単に持ち運び、メンテナンスが可能な音楽再生機材やウクレレ等の小さな楽器を使用することで、なるべく容易に音楽に触れられるきっかけ、提供できる環境を作り、医療現場の心のケアに組み入れて行きます。
・将来的に楽器製造の材料である木材を本財団が拠点を置く復興県・宮城県栗原市内に植林することも視野に入れ、または間伐材再利用事業団体とのコラボレーションなどを通じて恒久的かつ自然環境においてメッセージ性のある循環を作って行きます。
参考資料
参考資料
オーバーザレインボウ基金はエコロジーオンラインの活動「オトトカラダ」を支持します。
https://www.eco-online.org/otokara/
音楽。
それはなにか明日へのきっかけになる鍵だと私は信じています。
プロフェッショナルやアマチュア、愛好家、そしてあまり音楽に触れて来られなかった、音楽には遠い存在と感じていらっしゃる方。
いろんな方がいらっしゃると思いますが、震災支援を通して培ってきた経験の中でたくさんの音楽と人が近くなる場面を目の当たりにしました。
また、個人的な家族を失う経験の中でも、この様な音楽を心から必要とする場面を経験しました。
いかなる人にも何かきっかけとなるその人に響く音楽があるのではないか。
当時の貴重な経験でこのワンソングプロジェクトの原型が産声をあげました。
すべての人の命にさす光、世界中にその人が望む音楽を。
「ワンソングプロジェクト」
この活動、考えを広めることこそがオーバーザレインボウ基金の使命と考えています。
代表理事 かの香織